2021年6月27日日曜日

【ヤフオク・メルカリ】トラブル回避・対応方法

 私はヤフオクとメルカリで不用品を手放しています。

ヤフオクでは300以上・近年始めたばかりのメルカリでは30以上の取引経験があり、幸い全て【非常に良い】の評価のみで【悪い】の評価は付いておりません。

ヤフオクは10年以上前から利用していますが、仕様とシステムが大分変り、現在はトラブルが起きづらいシステムに改善されていると感じます。

悪い取引相手に当たるかどうかはほぼ【運】ではありますが、取引する前に悪い相手かどうかがわかるポイントがいくつかあります。



・悪い取引相手の見分け方

・トラブルに遭った時の対応法


悪い取引相手の見分け方

悪い評価が多い


評価はすぐにわかるポイントです。
しかし、取引回数が何千、何万もある方(業者等)は、特に取引に問題がなかった場合でも悪い評価が10以上付いている場合もあります。
これはヤフオクの仕様のせいでもありますが、取引相手が取引拒否をしたり等完全に取引相手に問題がある場合で、【悪い】の評価をせざるを得ない場合でも、何の不備もなかった側に報復で【悪い】の評価を付け返される事が多かった事があります。
現在のヤフオクではシステムの改善がされており、落札したにも関わらずその後一切連絡が無く、購入の意思が全く見られない落札者等は自動でキャンセルとなり、システムや報復評価で問題の無い側に【悪い】の評価が付くことは少なくなりました。残念ながら現在でもキャンセルをした側が問題の無い出品者に対して【非常に悪い】の報復評価をする事もあります。現在は落札者側に取引の意志が明らかに無かった件については【非常に悪い】の報復評価を受けた出品者に対し評価取り消しの救済処置がありますが、以前のヤフオク!は問答無用で問題の無い側にも自動または報復評価で【悪い】の評価が付けられてしまうシステムであった為、取引回数が多い方の場合は、悪い評価が10前後ある場合もありますが、評価の理由を詳しく見てみると、その方の対応は問題の無かった事がわかります。
悪い】の評価があった場合は、その理由を詳しく見てみると良いです。

・取引回数、評価が0

一概には言えませんが、評価が0の場合は単純な初心者ではなく、問題の行為を繰り返し、新規アカウントを作って利用を繰り返す個人、業者の方も多く、ヤフオクでは特に商品説明欄や自己紹介欄に【新規の方は事前にコメント下さい。コメント無く落札されても取引キャンセルにします】と記載されている出品者の方も多いです。

・質問が常識外れ
メルカリでは値引き希望のコメントをしてくる方が多く、
低価格の出品で値引き不可の記載をしているにも関わらず、出品者が赤字になるような金額での値引き希望のコメントをしてくる方もいます。
また、既に回答している事について同じ質問を何度もしてくる方もいます。

ヤフオクではシステムを利用せずにメールで海外発送の直接取引を持ち掛けられることが多々あります。大体が海外からの書き込みで英文です。これは詐欺ですので関わらないようにしましょう。

こういう方々は無視&ブロックで良いと思います。

・自己紹介文が長すぎる
自己紹介は簡潔で必要最低限な方が良いです。
必要なルールはヤフオクやメルカリで既に記載されています。
不必要に長すぎる方の場合、マイルールを押し付けている方が殆どです。この手のタイプの方はトラブルになった場合でも相手にマイルールを押し付けてきてこちらの言い分に全く聞く耳を持たない方が多いです。
自己紹介文が不必要に長すぎる方は多かれ少なかれ対応に問題のある方が多いので私は避けています。

・マイルールを押し付ける

上に記載の物と重複しますが、マイルールを押し付ける方は商品ページや自己紹介欄にマイルールが記載されています。
【買う気もないのにハートマークを付けるな迷惑だ】等、笑ってしまうほど一方的なものが多いです。

マイルールの記載はメルカリ利用者に多く見られます。
恐らくヤフオクより、メルカリの利用者は全体的に年齢層が低く、読解力やモラルが低い方が多いと言えます。

この点からも、私はメルカリでは無料でもらったポイント消費で数回購入したのみで、自費で購入した事はありません。

メルカリは以前は何もしなくても登録していただけで500円や1000円分等割と頻繁に数回ポイントを配布してくれていたのですが、2019年後半以降は無条件でのポイント配布はしておらず、dポイントと連携したら500ポイント等dポイントとの連携を推しています。

トラブルに遭った時の対応法


私は幸いにも今まで大きなトラブルに遭う事はありませんでしたが、ヤフオクやメルカリのシステム上、どうしても融通の利かない事もあり、困る事もあります。
こういった、システムでどうにもならない事にも自身で柔軟に対応して行く事が必要になります。
基本的にカスタマーセンターは何もしてくれず、特にヤフオクはFAQに記載済のマニュアル対応しかしてくれません。
私も数回問い合わせましたが、トラブルに対し我関せずで、いかなる理由があっても、事情を考慮して個別に柔軟に問題解決する気など全く無く、テンプレ回答が問い合わせから数日後に送られるのみでした。
ヤフオクでのトラブルは、カスタマーセンターはまず何も力になってもらえないと思った方が良いです。
トラブルに遭った方のブログ等を確認する限り、メルカリはトラブルの内容によっては個別に柔軟に対応頂けているようです。

トラブル体験談

私が先日体験した事をお話します。
ヤフオク!で購入して頂いた取引相手の方が、私の出品中の別の商品も落札したいので同梱して欲しいとの希望がありました。
この別途落札した商品と同梱希望というのは結構あり、システムでも両商品のオークション終了後同梱できるようになっています。
その時は別途同梱希望の商品の出品終了日は先に落札頂いた商品の終了日から1週間後になっていました。

ところが、落札者様が2個目の商品の終了日を1日間違えており、入札されずに落札者なしのまま出品終了してしまいました。

落札者様に先に落札された商品のみ先にお送りしたほうが良いかお伺いしたところ、やはり同梱希望とのことで、更に1週間先に落札頂いた商品の発送をお待ちしていました。

ヤフオク!で良く出品されている方はここでお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、商品発送までの期間は出品終了後最大で2週間とシステムで決まってしまっています。

案の定、同梱希望の2個目の商品の出品最終日を待たずに、1個目の発送の催促の最終通告の自動メールが来ました。
このまま発送しなければ、2日後に取引を自動キャンセルする】というものです。
システムですのでいかなる理由も考慮しません。たとえ落札者側の要望だったとしても。

ここで私の経験を言いますと、私は色々とカスタマーセンターのオペレーターの仕事をした経験がありますが、カスタマーセンターでは基本的なテンプレ回答しかできず、いかなる理由があろうとも、例外の対応や増して1個人に対してシステムを特別に変更するという事は技術上できませんできるとしたら、内部の技術者のみで、恐らく数日かかります

その数日待っている間に1個目の落札頂いた取引は自動キャンセルになることは確実です。

わかってはいましたが、一応メールでカスタマーセンターに事情を記載し、問い合わせてみました。

しかし、回答メールではテンプレ回答しか返ってこない事と、回答を待っている間に取引が自動キャンセルになる事はわかっているので、自分で何とかしないとと考えました。

そこで、1個目の取引の発送方法が定形外である事に気づきました。

ヤフオクやメルカリでよく出品をしている方はおわかりの方も多いかとは思いますが、ヤマトやゆうぱっくとシステム連携した安価の発送方法と、定形外等自分で発送する方法があります。
システム連携していると、発送するとシステムで自動で【発送】ステータスになるのですが、自分で発送する定形外発送の場合、システム上では出品者が実際に商品を発送したかどうかは出品者が発送ボタンを押したか押していないかでしか認知できないのです。
言い換えると、発送していなくても、発送ボタンをおせば、発送したと認識されるのです。

そこで、落札者に事情を説明し、一旦1個目の商品の発送ボタンを押すので、受取ボタンを押してほしい旨お伝えし、すぐに落札者様に対応頂き、1個目の商品の取引はシステム上無事に終了しました。

そして2日後、ヤフオクのカスタマーセンターより案の何の解決にもならないFAQに記載済の定型のテンプレ回答が来ました。

正直に何もせずに大人しくカスタマーセンターの回答を待っていたら、強制的に取引キャンセルになっていました。

その後、落札者様に2個目の商品も無事に落札頂き、2つの商品を同梱発送し、2件とも無事に取引完了しました。


もう1件別件で自分がミスをしてしまった件があります。
ヤフオクにて同様に2個の取引を同一の方に落札頂き、同梱発送の希望を頂き、了承しました。
こちらはヤフオクとシステム連携しているヤマトの【ヤフネコ!パック】を選択していました。
しかし、サイズはしっかり調べていたものの、重量の事をすっかり失念していて、2個合わせると1kg以内の重量を超えてしまうことが発覚しました。

こちらも、同梱OKを一度了承してしまうと、システム上、いかなる事情があろうとも変更はできません。

そこで、1個はヤフネコ!パックで発送し、もう1個は自身で【クリックポスト】で発送する事にしました。

落札者様に事情を説明し、快く了承頂きました。
システム上のヤフネコ!パック等だと出品者側には落札者様の発送先情報が表示されないシステムなので、落札者様のお送り先住所、氏名等を教えて頂き、無事に2個の商品を別々にお送りし、両取引を完了できました。

上記のように、システム上どうにもできないトラブル等起こることもありますので、柔軟に自分で対応できるようにする必要があります。

私は幸い大きなトラブルや最悪の対応の取引相手に当たった事はありませんが、大きなトラブルになってしまった場合は運営側や消費者センターや警察、弁護士等と相談し対応していく事も必要になります。

大きなトラブルはなるべく事前に避け、上にお伝えしたトラブルになりそうな相手とは始めから取引しないことをお勧めします。