2018年5月16日水曜日

お勧めイラスト投稿snsサイト3選 pixivとニコニコ静画の違い

イラスト・漫画の投稿サイトは現在沢山あります。
お勧めを紹介しているサイトも沢山ありますが、情報が古いので、プロを目指している方へお勧めのサイト3つの各特色・最新情報などを紹介したいと思います。


お勧めサイト3選と特色

  • PIXIV(ピクシブ)
  • ニコニコ静画
  • piapro(ピアプロ)

その他

・deviantart


・お勧めしないサイト



特色を簡単に表にしてみました
PIXIV ニコニコ静画 piapro
タグ編集 可 ○ 可 ○ 可 ○
ブックマーク
ユーザーのフォロー
可 ○
上限なし
可 △ 
上限あり
【ブックマーク(クリップ)】
無料会員:2500枚
有料会員:12500枚
可 ○ 上限なし
投稿数 上限なし 上限あり 
【漫画】
無料会員:20件
有料会員:100件

【イラスト】
上限なし
上限なし
雰囲気 活発・プロも多い・コンテストが頻繁にある 活発・お祭りのノリ
【クリエイター奨励プログラム】に登録する事で、作品の人気度により作収益を得る事も可。
活発・
利用者の年齢層低め。
主にボーカロイドの音楽・イラスト投稿サイト







PIXIV(ピクシブ)

国内で知名度が一番高いサイトです。
作品のクオリティーが高いものが多く、プロの方も多く投稿されています。
コンテスト等も随時開催されているので、そこに投稿して入賞すればデビューにつながる可能性もあります。

sketchという機能が最近追加され、サイト内のアプリでイラストを作成したり、作品製作をライブ配信し、ユーザーが自由に閲覧できるようになっているのがとても便利です。
自分でwebカメラ等必要機材を揃える必要がないのが画期的な機能です。

イラスト、漫画製作に使用できる様々な素材を配布している方も多く、クオリティも高いので、素材サイトとしても利用価値が高いです。

欠点
ユーザー数が多すぎて、作品を投稿しても一瞬で新着一覧から消えてしまうので、比較的新しく登録した人や、プロ以外の人は自分の作品を見つけてもらう事がとても難しい事です。
既にプロの方、サイト立ち上げ時初期から投稿している比較的絵の上手い方、フォロワー数の多い方に票や閲覧数が偏っています。


ニコニコ静画

動画が有名なサイトですが、【静画】カテゴリーにイラストや漫画の投稿もできます。
漫画の投稿数や、気に入った作品のブックマーク数に上限があるのが他のイラストサイトと大きく異なります。

作品は主に2次作品が多く、既に有名な方、固定ファンのいる方以外ではオリジナル作品で評価を得るのは厳しいかと思います。

新着作品が投稿された際にお知らせして欲しい【タグ】の登録ができるので、自分でその都度タグで検索をしなくても、気になるタグで投稿された作品が自動的にマイページに表示されます。
二次作品の場合はその機能を利用して閲覧してくれるユーザーが多いです。

欠点
ブックマーク【クリップ】数(作品のお気に入り)に上限があります。
無料会員:2500枚 有料会員:12500枚
閲覧専門で、ブックマークを多く使う人にとっては不便かと思います。

漫画の投稿数も上限があます。
無料会員:20件  有料会員:100件

1本の漫画で1話あたり50P単位で 第1話・第2話等【エピソード】を投稿でき、100話まで(計500P)投稿できます。
無料会員だと 計20本まで漫画を投稿できます。
1つの作品を連載公開している方もいます。
pixivには1本の作品に対して長期間かけて小分けに投稿する【連載】という機能が無いので面白い機能かと思います。

【クリエイター奨励プログラム】
作品の人気度により、収益を得られるシステムです。
無料会員でも個人情報の確認登録を済ませれば登録は可能です。
主に動画配信をしているユーザーの多くが【クリエイター奨励プログラム】に登録しているようですが、イラストや漫画の【静画】作品でも登録でき、収益化する事は可能です。
しかし、人気度に応じた収益額という規定が明確化されておらず、単純な閲覧数やブックマーク数で決まるという訳ではない。
収益は【ポイント】で付与され、1年以内に1万ポイント貯めた場合にのみ現金化可能と、ハードルが高い。
大まかな獲得予想ポイント数はマイページ内で確認できるが、その数字も幅が広く、あまりあてにならない事も多く、獲得ポイントの予想が立てづらい。

私の作品の場合
閲覧数約400・コメント4・クリップ3の【イラスト作品】の予想ポイント:21~90点
閲覧数:約1100 お気に入り登録数:24 コメント0の【漫画作品】の予想ポイント:2~12点
の表示となっています。
既に固定ファンのいる方や、よほどクオリティの高い作品でないと、投稿作品から収益を得るのは厳しいかと思います。

私はまだ【クリエイター奨励プログラム】には登録していませんが、個人情報確認申請は済ませており、獲得予想ポイントは閲覧できるようになっていますので、ポイント数によって登録するかどうか検討してみたいと思います。

無料会員で【クリエイター奨励プログラム】に登録するために必要な個人情報確認申請ですが、申請翌日にすぐに許可のお知らせメールが届きました。非常に迅速な運営対応で信頼できます。


PIAPRO(ピアプロ)

主に初音ミク等のボカロのイラスト・ボカロ使用の創作音楽の投稿サイトです。
イラスト投稿ユーザーの年齢層・レベル共に低めです。
オリジナルイラストの投稿もOKですが、投稿作品はほぼボカロです。
コンテストも頻繁にありますので、プロを目指す方はコンテストに参可してみると可能性は広がると思います。


deviantart

海外のイラスト投稿サイトです。全て英語なので、登録方法等詳しく紹介しているサイトを参考にしながら登録する事をお勧めします。

デザイン系の作品が多く、クオリティの高い作品も多い。
世界中のユーザーがおり、登録者数も多いですが、pixivと比べると、投稿してすぐに自分の作品が新着一覧から消えるという事はなく、新着作品の流れは比較的ゆるやかです。
タグや投稿先も細かく設定できるので、全体の新着一覧からは投稿作品が消えても、投稿先のジャンルの新着一覧ではしばらく閲覧できる状態なのが良いです。

【ラマバッジ】を送ってくれる通りすがりの方が結構います。動物のラマです。
調べると、ラマの他にも色々な種類の【バッジ】があり、【いいね】ボタンと同じような意味合いで使われるものらしく、無料で誰でも送る事ができます。
言葉が通じない海外の方が多いので、中々コメントまでは残せないという事も多いと思いますので、そういう時に【バッジ】を気軽に送る事で交流ができるようです。
このバッジは何度かやり取りをするうちにグレードアップするらしく、先日【ノーマルラマ】から【スーパーラマ】に変わっていました。
バッジ自体には深い意味は無く、集めたからと言ってそれで何かができるわけではなさそうですが、バッジのやり取りも楽しめます。



主に私がお勧めするイラスト投稿サイトは上の3種類です。
他にも有名なサイト等もありますが、イラストが上手くなりたい、プロになりたいと考えている方にとっては現時点では登録しても意味が無いと感じますのでお勧めはしません。


お勧めしないサイト

TINAMI

(お勧めしない理由)

運営と連絡が取りづらい
私は【クリエイター登録】していたので、自分で退会する事ができず、サイト内メールフォームや、TINAMI公式ツイッターへの問い合わせしましたが、返信が無い。
運営側と連絡が取れず、退会するのにとても苦労しました。
他、TINAMIを通してお仕事をしていた際、漫画のネームのやり取りの途中で音信不通になったり、色々と信頼できないと感じましたのでお勧めできません。

現在は仕事斡旋プロダクションとして機能していない。 
数年前までは仕事の依頼やコンペ等ありましたが、現在は登録クリエイター向けにコンペ、公募等の連絡はありません。
以前より仕事をしていた一部のクリエイターのみ現在も仕事の依頼があるかもしれません。

pixivと比べて投稿作品のクオリティが低く、ユーザー数が少ない。


お勧めの無料お絵描きソフトについて下記記事でご紹介しています。