私は現在携帯電話は楽天モバイルを利用しています。
携帯を必要とする仕事をしていませんのでオークションやメルカリで不用品を出品し、取引の際にアプリを時々利用する他、paypay、メルペイでの支払い等最小限の利用しかしておらず、1GB以下、0円での運用をしています。
現時点で自宅ではまだADSLの契約をしており、携帯と合わせても月々のネット代は1500円程度に抑えられています。
しかしスマホでしかできないゲームやアプリもあり、自宅の固定回線で携帯のネット接続ができると便利なのでこの方法で自宅では携帯でのネット接続をしています。
接続機器の選び方
有線LANと携帯をつなぐには、それぞれの差し込み口の形状が合う変換ケーブル【LAN変換アダプター】等で繋げます。
機器の選び方で必要な条件は以下です。
・携帯本体がイーサネット対応もしくはAndroid11以上
・接続機器がOTG・Android対応
私の場合は以下となります。
携帯:AQUOS sense3 Lite
接続機器:Jricoo INMAN HDMI 3-in-1 変換アダプタ
バッファロー LUA3-U2-ATX
接続機器を1個にできれば本当は良かったのですが、どの機器なら繋がるのかが全く分からなかった為、自分と同じ携帯で有線LAN接続できたと言っている人のものをそのまま真似させて頂いたので、接続機器を2個使用しています。
LAN変換アダプター【バッファロー LUA3-U2-ATX】はUSB2.0ですが、何故上位のUSB3.0タイプにしないのかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。
私も疑問に思い、詳しい方に今回の件を色々聞いてみました。
私の携帯はUSB3.1に対応しているので、USB3.0でもイーサネット接続できるはずであるとの事でした。
携帯電話はUSB3.0で繋いでも2.0までの速度しか出ず無意味であり、携帯によってはUSB3.0だと繋がらない可能性もあるとの事で、有線LAN接続できたと言っている方は皆さんあえてUSB2.0を利用していているようです。
携帯電話がUSB3.0に対応している場合、USB3.0の方を購入したいという方は3.0を試しても良いかも知れません。
私の携帯はメーカーサイトでAIチャットに問い合わせた所【イーサネット・OTG非対応(USBホスト機能あり)】との回答でした。
これを見ると一見イーサネットデータ通信は不可能であると見えます。
しかし、イーサネットデータ通信ができました。
上記に【・携帯本体がOTG対応もしくはUSBホスト対応である。】と記載しましたが、携帯本体がOTG非対応であってもUSBホスト機能があれば条件はクリアしています。
詳しい説明は複雑で難しいようなのですが、USB端子の形状タイプによってメーカーが【OTG対応】と【USBホスト機能】と言葉を使い分けているのではないかとの事でした。
意味合いとしては今回のように有線LANでネット接続するという使用に関しては【OTG対応】と【USBホスト機能】はほぼ同じ意味であるとの認識で良いようです。
また、【イーサネット非対応】なのに何故イーサネットデータ通信ができたのかというと、恐らくメーカーサイトのAIチャットの回答は発売日当時の古いデータのままの回答であり、OSアップデート等の最新の情報に更新されていない為でしょう。
Android11から【イーサネットテザリング】機能が追加された影響で、それまでイーサネット非対応であった携帯も、Android11以上であればイーサネットデータ通信も可能になっているはずです。
携帯のメーカーに問い合わせて【OTG・イーサネット非対応】との回答が返ってきても、上記条件に当てはまっていれば、相性の合う接続機器と有線LANで繋いでイーサネットデータ通信ができるはずです。
携帯や接続機器メーカーに問い合わせても、ネットに繋がるかどうかの判断は難しく、回答できずにたらい回しにされる可能性の方が高いです。
実際にネットに繋がるかどうかは機器同士を繋いでみないとわからないというのが正直なところの様です。
ネット接続方法
LANケーブルと携帯本体を接続機器で繋いだ後のネットのつなぎ方は簡単です。
①機内モードにする
②機内モードの【✈】マークの横に〈・・・〉のマークが出たら接続できています。
設定等は特に必要無く、自動で繋がります。
もし自動で接続できない場合は
①Androidスマホの「設定」を開き、「システム」をタップ。
②「開発者向けオプション」をタップ。
③「USB設定の選択」をタップし、「RNDIS(USBイーサネット)」にチェックを入れる。
をお試しください。
この記事の内容をyoutube動画にまとめてみました。